アメリカン・フォックスハウンド American Foxhound

嗅覚犬(Scenthounds)

外観:
長い耳を持つこの猟犬は、十分な体高と軽量な骨格を備えた、ハウンドらしい体型をしている。
頭部は比較的長く、耳は適度な長さがあり、目は大きく、左右に十分な間隔をあけて位置している。肩は傾斜しており、すっきりとした筋肉質の体つきをしている。

被毛は中程度の長さで、体に密着して生え、硬い毛質を持つ。毛色はあらゆる色が認められている。中でも、トライカラー(3色の組み合わせ)が最も人気があると考えられており、ドッグショーでも頻繁に見られる。

体高:53~64cm
体重:雄 25~32kg 雌 20~29kg

発展の歴史
イングランド出身の英国人であったロバート・ブルック(Robert Brooke)氏が、実際に狩猟に使用されていた猟犬の群れを、1650年に当時イングランド植民地であった北アメリカ大陸に持ち込んだという記録がある。

この猟犬は、その後も300年に渡り、ブルック家によって飼育され続けた。

イングランドのグロスター・フォックスハンティング・クラブ(Gloucester Foxhunting Club)から輸入されたイングリッシュ・ハウンド(English Hound)と、フランスから持ち込まれた猟犬、さらにアイルランド原産のケリー・ビーグル(Kelly Beagle)系の猟犬が交配され、このアメリカン・フォックスハウンドの基礎が築かれた。

この優れた嗅覚を持つアメリカ原産の猟犬は、スピードと持久力の両方を兼ね備えており、その名のとおりキツネ猟に使用されている。

公認団体:
FCI(国際畜犬連盟)、
AKC(アメリカン・ケネル・クラブ)、
CKC(カナディアン・ケネル・クラブ)

性格:
独立心が強く、自分の意志をしっかり持った犬種である。群れで行う狩猟に優れた能力を発揮する一方、それぞれが独自の個性を持っている。

陽気に尻尾を振る姿からもわかるように、競争心を発揮することもある。年齢を重ねるにつれて、飼い主の指示や要求に対する反応が鈍くなる傾向が見られる。