ラブラドール・リトリーバー Labrador Retriever

鳥猟犬(Gundogs)
Cheerful dog breed Labrador Retriever in the meadow. The dog stands on the grass in the shade and looks into the lens. Outdoor photo

外見:
がっしりとした体格で、とても活発な犬です。 頭蓋が幅広く、胸部は厚く深くなっています。 体は短く引き締まり、筋肉質です。 後肢がしっかりと発達しています。 この犬種の特徴のひとつは「カワウソのようなしっぽ」で、根元が非常に太く、先端に向かって徐々に細くなっており、水泳に適しています。 飾り毛(羽毛状の毛)はなく、短くて密な被毛で、波状や羽毛状のものはありません。この被毛は防水性にも優れており、ラブラドール・リトリーバー特有のものです。 毛色は、黒、チョコレート、イエロー(薄いクリーム色からきつね色まで)の3色です。

体高:54~62cm
体重:25~34kg

発展の歴史:
1800年、ニューファンドランドからイギリス・プール港(Poole Harbour)に向けて、塩漬けのタラを運んでいた船が、ラブラドールの祖先をイギリスに持ち込みました。 頑丈な泳ぎ手で、おそらくは、漁師たちが岸にロープを引っ張るために使っていたと考えられています。 そのうちの一匹で、小さく水しぶきをあげて泳ぐ、カワウソのような尾を持つこの犬を見かけたマルムズベリー伯爵(Earl Malmesbury)がその場で「ラブラドール」とつぶやいたことで、その名前が後に定着しました。 グリーンランド(この犬の原産地であり、ラブラドール(Labrador)地方の名も由来)は、当時の伯爵の不満の種でした。 というのも、これら漁師の犬たちは高い税金をかけられ、船主たちは高額な犬税を払いたがらず、犬の数は減っていったからです。一方イギリス本土では、狩猟や水中の回収作業に重宝され、この犬種は発展していきました。

公認:
FCI、AKC、UKC、KCGB、CKC、ANKC

性格:
とても忠実で知的なコンパニオンドッグ(家庭犬)であり、犬の中でも最も指示に従いやすく、信頼できる存在とされている。非常に働き者で、賢さと繊細さを兼ね備えている。人を喜ばせることに意欲的で、ラブラドールと長く散歩すれば、心身ともに健康になれることだろう。

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