アフガン・ハウンド Afghan Hound

視覚犬(Sighthounds)
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別名:タズィ、バルチ・ハウンド

外見
誇り高く頭をあげて遠くを見るまなざしと貴族的な雰囲気が、アフガン・ハウンドのエキゾチックで気品ある風貌を形づくっています。 絹のような滑らかな長毛は細く、体全体をおおう豊かな毛並みは、アフガン特有の優雅さと引き締まった体つきを引き立てます。 頭部はバランスが良く洗練されており、足はしっかりしていてポンポンのような毛で飾られています。 尾はほどよく毛がついており、輪を描くようにカールしている場合と、まっすぐな形をしているものがあります。

体高:60~70cm
体重:23~28kg

毛色は単色、ツートーン、三毛などさまざまなバリエーションがあります。

歴史・発展
「彼らがどこから来たのか、誰にもわからない。しかし、彼らがいるところ、それが彼らの場所である」――アフガニスタンのシャイン族(Shinari)は、アフガン・ハウンドがノアに選ばれ、箱舟に乗せられた犬だったと主張しています。 真偽は定かではないが、アフガンの血統はキリスト教以前の時代にさかのぼるほど古いと考えられています。 アフガン・ハウンドの祖先の姿は、古代の陶器や石板に犬の形で彫られており、時に騎士たちの足元に寄り添って描かれています。

古代では、生まれ育った土地で音も立てずに素早く動き、あらゆる動物の狩りに使われました。 羊や牛の群れを追う牧羊犬であったことも、他の動物たちを追う狩猟犬として使われたこともあります。 また、番犬や攻撃犬としても役立っていました。 ヒョウやパンター(ヒョウの亜種)をも追うことがありました。

公認団体
FCI、AKC、UKC、KCGB、CKC、ANKC

性格
アフガン・ハウンドは飼い主に忠実で優しく、美しいだけでなく利口です。 砂漠での生活からくる独特の知性を感じさせます。 独立心が強い反面、仲間の犬や飼い主といるときは陽気で愉快な性格を見せることがあります。 適切な運動が必要とされる犬種です。

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