
外観:
見た目で明確なとおり、バグはがっしりとしたコンパクトな体形を持ち、筋肉も引き締まっています。 頭部は大きく丸く、鼻は潰れていて、マズル(鼻口部)が短くて平らです。 しかし鼻は上を向いてはいません。 顔には明確なしわが刻まれています。 耳はボタン型かローズ型に巻いています。
被毛は細かく滑らかで、長毛はありません。 毛色は、アプリコット、黒、光った小麦色があります。
体高:25~28cm
体重:6~8kg
発展の歴史:
パグは「ミニチュア・マスティフ」と言われ、東洋にその起源を持つとされます。 オランダでは「ダッチ・パグ(オランダのパグ)」として人気を集め、オランダ東インド会社がパグを本国オランダへ持ち帰りました。 パグの祖先は、現在のものよりもやや大型で、ブルドッグやアーフェン・ピンシャーといった他犬種との交配を通じて、小型化・品種改良されてきました。 イギリスでは、ウィリアム3世の時代に王室の寵愛を受け、その人気が高まりました。

公認団体:
FCI、AKC、UKC、KCGB、CKC、ANKC
性格:
この犬種のことを、ラテン語で “Multum in parvo” (小さな体に詰まった強健)」と評することがありますが、この言葉はパグの本質を表しています。 ほかのトイ種よりもしっかりとした骨格を持ち、信頼できる家庭犬です。 パグはよくいびきをかき、「貪欲で騒がしい」などと言われることもありますが事実ではなく、実際には静かで落ち着いた性格の個体がほとんどです。

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