ラサ・アプソ LHASA APSO

トイ(Toys)

外観
流れるようなベールのような被毛の奥にある暗い茶色の目は、伝説によると、見るたびに異なる秘密を明かすと言われています。 これはチベット山脈の神秘を反映したものだと言われています。 ラサ・アプソは魅力的な見た目を持ち、密に生えた重たい被毛はまっすぐに垂れています。 毛色はゴールド、サンディ(砂色)、ハニー(蜂蜜色)で、耳、尾、あごひげに黒い先端があるのが理想とされています。 ほかにもグリズル、スモーク(薄い灰色)、黒、白、茶などがあります。 尾は豊かな被毛で覆われており巻尾で、ネジのような形状になっています。 頭部はひげとあごひげで覆われ、幅が狭く、ほどよく角張っています。

体高:25〜28cm
体重:5〜8 kg.

発展の歴史
アジア大陸の中でも最大の高地であるチベットには、古くから寺院を守るために作出された短頭種の犬が存在していました。 これらの犬がラサ・アプソの祖先であり、その系譜は7世紀まで遡ります。 当時、この犬たちは「聖なる獅子犬(寺の狛犬に似ているため)」として、その外見が尊重されていました。 チベット人は、これらの小さな犬を、涅槃に達し損ねた僧侶たちの生まれ変わりだと信じており、特別な敬意を払っていました。

公認団体
FCI、AKC、UKC、KCGB、CKC、ANKC

性格
ラサ・アプソは、寺院の番犬としての歴史を反映し、いまでも家族や家の警護に強い意識を持っています。 そのため見知らぬ人に対しては警戒心を示す傾向があります。 控えめながらも毅然とした性格をもっており、ドッグ・ショーでもその性質は高く評価されます。

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