ちん、ジャパニーズ・チン　Japanese Chin

外観：
ジャパニーズ・チンは体重により、3kg以上と3kg未満の２つのクラスに分けられます。　後者の場合、小さいほど良いとされています。　チンは大きく広がった頭部と大きな目、広く離れた目を持ちます。被毛は豪華で、長く絹のようになめらかでまっすぐなシングルコートです。　首のまわりのフェザーリング（飾り毛）は、体の輪郭をくっきりと浮き立たせます。　上部の脚の飾り毛はこの犬種の標準からは、やや外れた印象を与えることがあります。　毛色は黒＆白、または赤＆白で、パターンにはばらつきがあります。

標準的体高：3kg. 未満のもので、20 cm 前後
　　　　　　3kg. 以上のもので、25 cm 前後

発展の歴史：
中国の古代の磁器や刺繍に描かれている犬を研究すると、ジャパニーズ・チンによく似た犬種が存在していたことはほぼ間違いありません。　しかしこれらの犬が、日本のチンとどのように関連しているのかは、依然として不明です。　この犬種の日本への伝来にはさまざまな説があります。　一説には、732年に朝鮮からの使節がこの犬を日本にもたらしたとされていますが、それ以前にも、中国の宣教師や教師たちが移住して持ち込んだとも考えられています。　いずれにしても、日本のブリーダーたちは何世紀にもわたってこの犬種を守り育て、今日まで継承してきました。

公認団体：
FCI、AKC、KCGB、CKC、ANKC

性格：
チンはスタイリッシュで真面目な性格をしており、独特の方法で飼い主に愛情を示します。　飼い主の心情を鋭く察知する能力に長けており、敵を見極め、決して信用しないという防衛本能があります。　優れた番犬でもあります。