
外観:
小型で手入れがしやすいボロニーズは、バッグやポケットにもすっぽり入り持ち運びに便利です。 被毛は長くて柔らかくフワフワとした毛質で、アンダーコート(Fur)はありません。 したがって、低あれるーぎー性のトイ犬です。 すべてのボロニーズは基本的に白色ですが、金髪が混じる個体もまれに見られます。 金髪のマーキングは FCI では推奨されませんが、受け入れられています。
体高:25〜31cm
体重:3.5〜4kg

発展の歴史:
ビション系の犬種のひとつであるボロニーズは、南イタリアとマルタ島のビション犬から派生したと考えられています。 名前はイタリア北部の都市「ボローニャ(Bologna)」に由来します。
ビション・テネリフェ(Bichon Tenerife)と同様、ボロニーズも1500年代からヨーロッパの貴族階級で人気があり、ポンパドゥール夫人やロシアのエカチェリーナ女帝に愛されました。

公認団体:
FCI、KCGB
性格:
この犬種は常に「伴侶犬」として評価されており、忠実で親密な愛玩犬のひとつとして知られています。 典型的なビション犬で、軽快な足取りと上向きに巻いた尾、そして友好的な性格が特徴です。 毛は毎日のブラッシングと月1回程度のグルーミングが推奨されますが、ボロニーズはそうした手入れも大好きで、飼い主の注意を引ける時間を喜んで受け入れます。
私見:
ボロニーズはアンダーコート(Fur)をもたないシングル・コートで低エネルギー性ですが、個体自身は植物の花粉や化学物質に対するアレルギー抗体を持つものが多く、プードルと同様に、赤い目ヤニがたまりやすく、目の周りの毛が赤く染まっているボロニーズが多くいます。 アレルギーなので治療はできません。 これを知らずに頻繁に獣医に通う飼い主がいますが、費用がかさみます。 この「赤い目」が気になる飼い主には向いていません。

コメント