キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル Cavalier King Charles Spaniel

トイ(Toys)

外観:
新しく改良されたキャバリアは、クラシックな大型スパニエルの頭部を持つ犬の縮小版です。 この英国の愛玩犬は活発で、優雅で、堂々とした気品を持ち、表情は常に優しい雰囲気をたたえています。 特に重要とされる頭部は、耳と耳の間がほぼ平らで、ストップ(額のくぼみ)は浅く、マズル(鼻口部)はよく絞られています。 目は明らかに大きく、暗色で丸く、しかし目立ちすぎてはいけません。

体高:30~33cm
体重:4.5~8.5kg

被毛は長く、絹のようでカールはあっても軽く、豊富な飾り毛が必要とされます。 毛色は、ブラック&タン(黒と黄褐色)、ルビー(単色の赤)、ブレンハイム(赤と白の2色)、プリンス・チャールズ(黒・白・茶の3色)の4種類です。

発展の歴史:
1920年代、アメリカ人のロズウェル・エルドリッジ(Roswell Eldridge)はある日、古いタイプのブレンハイム・スパニエル(Blenheim Spaniel)が存在するのか(?)と疑問に思い、調査を始めました。彼の好奇心と情熱は非常に強く、クルフツ(Crufts:イギリスで最も権威あるドッグ・ショー)において、古いタイプのスパニエルに25ポンドの賞金をかけるほどでした。 この犬種は1944年にケネルクラブによって公認され、そこからシンデレラ・ストーリーが始まります。

1960年代には英国王室の腕の中に抱かれる犬となり、1970年代には英国犬種トップ20にランクインし、1980年代にはモンロー・ドクトリン(アメリカの孤立主義)にもかかわらず、ホワイトハウスに入ることになり、とくにレーガン大統(President Regan:1981年1月20日 ~ 1989年1月20日 )とくつろぐ姿が見られました。

公認団体:
FCI、AKC、UKC、KCGB、CKC、ANKC

性格:
キャバリアは癒し系の犬で、攻撃的ではなく神経質でもありません。 穏やかでしっかりした体質を持っており、お客様をもてなすもの好きな、理想的な家庭犬です。

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