ワイヤー・フォックス・テリア Wire Fox Terrier

テリア(Terriers)

外観:
このテリアの体の構造において要となっているのは、優れたバランスとプロポーションです。 ワイヤー・フォックス・テリアは、理想的な骨格構造を持っています。 均整の取れた姿態とまっすぐな脚による弾むような動きは、テリアの真髄を示します。 理想的な被毛は硬く、カリカリした質感があり、毛はよじれる傾向があります。 まるでココナッツの敷物のようにも見えます。 毛色は主に白を基調として、ブラック&タン、またはセーブルがあります。 リバー(肝色)やブリンドル、レッド、ブルーはあまり好ましくありません。

体高:39cm
体重:7~8kg

発展の歴史:
犬の血統について研究している学者であっても、フォックス・テリアほど古く純粋な起源を持つ犬種の由来を特定しようとするのは難しいことです。 類似したタイプの犬の記録は紀元前55年のイギリスにまでさかのぼります。 黒とタンのワイヤー・コートのテリアが、このワイヤー・フォックス・テリアの祖先となったとされます。 ワイヤー・フォックス・テリアの完成度の高さは誇張ではありません。この犬種は、ウェストミンスター展(The Westminster Kennel Club Dog Show)やクラフツ展(Crufts)で最も多くみられ、各展覧会で「ベスト・イン・ショー」を獲得した犬種です。

公認団体:
FCI、AKC、UKC、KCGB、CKC、ANKC

性格:
ワイヤー・フォックス・テリアは、無骨な飼い主には向きません。 この犬種は気高さと鋭い個性を併せ持ちあわせており、展覧会に出るにしても、野山で作業をするにしても、その動きと姿勢は他に類を見ないほど魅力的です。 ワイヤー・フォックス・テリアは、自身の考え方をよく理解してくれる飼い主を求めます。 自らの世界を楽しみ満足させてくれる飼い主だけを、深く愛します。

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