外見:
気品と絶妙なバランスの化身であるタービュレンは、細部まで整ったプロポーションを持ち、威厳がありながらも、どこか中性的な魅力を漂わせている。体は角ばっており深い胸を持つが、決してごつく見えたり重たく見えてはならない。
体高:56〜66 cm
体重:28 kg 前後
被毛は長く、色はフォーン(黄褐色)からグレーまであり、典型的な黒い差し毛が混ざっています。首にはたてがみ状の飾り毛があり、脚と耳のフチにも飾り毛がほどこされています。 オスの方がメスよりも著しく大きいのがこの犬種の特性です。
発展の歴史:
この犬種の創設者としてよく知られている人物に、ブリュワー・M・コーベール(Brewer M. Corbeel)氏がいます。 彼の所有していたトム(Tom)という名の犬が、黒いロングヘアのメスと交配され、ミルタート(Milsart)という仔犬が生まれました。 このミルタートこそ、タービュレンの原型といわれています。 その後にこの犬種は標準化され、人気は徐々に高まっています。
外見がジャーマン・シェパードによく似ていることがあり、とくに長毛のジャーマン・シェパードとしばしば間違えられます。 どちらにしてもトップクラスの作業犬になりえる犬種です。
用途:
タービュレンは俊敏で多才な犬で、警察犬、軍用犬、盲導犬、作業犬として活躍しています。
公認団体:
FCI、AKC、UKC、KCBG、CKC、ANKC

性格:
タービュレンは牧羊犬の中でも特に魅力的な性質を持ちます。 万能型で、訓練や警護などさまざまな仕事をこなす能力がある。 知識・経験の豊かなリーダーの下で育てられれば、非常に愛情深く責任感の強い犬となるでしょう。

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