外見：
ほぼ正方形の体型をもつミニチュア・シュナウザーは、頑丈で力強く、外見よりも構造（Comformation ＝ 骨格構成）の方が重要とされています。 中程度の胸の深さ、まっすぐな背中、よく発達した大腿部、しっかりとした前脚がこの犬の構造を成しています。 被毛の色は、ソルト＆ペッパー、ブラック＆シルバー、純黒があります。 被毛は硬く粗く、頭部や脚部に特徴的な豊かな飾り毛があります。
体高：30〜36 cm
体重：6〜7 kg
耳はアメリカでは断耳されることもありますが、イギリスでは自然のまま残されるのが一般的です。 尾は通常断尾されます。
発展の歴史：
ミニチュア・シュナウザーは、単なるスタンダード・シュナウザーの縮小版ではありません。 ミニチュア・シュナウザーはスタンダード・シュナウザーから、またはミニチュア・ピンシャーとアーフェン・ピンシャーとを交配することによって誕生した犬種で、その骨格構造や気質はスタンダード・シュナウザーとは異なる、独自のものとして確立されています。 ドイツ原産のシュナウザーは上の３種がありますが、この中で最も小さくネズミ捕り能力に特化した唯一の犬種です。 この分野での能力は非常に高く評価されてきました。
公認団体：
FCI、AKC、UKC、KCCGB、CKC、ANKC
性格：
おそらくテリアの中でも最も上品な犬種で、典型的な「テリア像」からはやや外れています。祖先が何であれ、現代のミニチュア・シュナウザーは地中の獲物を追う猟犬というよりも、警戒心のある家庭犬としての特性を備えています。
とはいえ、世界でも最も人気のあるコンパニオンドッグの一つで、スタイリッシュでフレンドリーな性格が魅力です。攻撃的すぎたり臆病であってはならない犬です。
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