外見:
バランスが良く、非常に活発でエレガントな小型のテリアです。 3つの被毛タイプ(ブロークン、ラフ、スムース)があり、いずれも主に体全体は白を基調として、茶と黒のぶち(marking) をもっています。 キツネの穴ぐらに入りやすいように胸部があまり広くはなく、胴体は体高よりも長めです。 尾は断尾されていることがおおく、成犬では10 cm ほどの長さで上を向いています。 耳は垂れ耳で、マズル(鼻口先)は長く、比較的細くなっています。
体高:2つのサイズがあります。23~30.5 cm および 31~38 cm
体重は: 5.5~8.5kg
発展の歴史:
犬好きの牧師として知られたジャック・ラッセル師(Reverend Jack Russell)は、この犬種を育種した最初の人物ではないものの、理想の猟犬を求めて改良に取り組んだ人物として知られています。 彼が理想としたのは、キツネの巣穴に入ることができるコンパクトなサイズでありながら、小さすぎず、よく走り、獲物を持ち運べるくらい力のあるバランスのとれた犬でした。 短足で小型の犬種との交配により、最終的に誕生したのがこのジャック・ラッセル・テリアです。 交配の経緯はよくわかっていませんが、この犬種に関する多くの文献によると、ブルテリアやポケット・ビーグルなどが掛け合わされた可能性が示唆されています。 初期のころのジャック・ラッセル・テリアはがっしりしており、体型のバランスが悪く見えるものもありましたが、現在はより細身で洗練されています。

公認:
未登録(NR)
性格:
親しみやすい性格で、人とのふれあいを好みます。 ただし、本来キツネやネズミを追う活発な犬種なので、毎日の相当の運動量が要求されます。 日常の生活にエクササイズを豊富に取り入れている若年層の飼い主に適してている犬種です。 人気のある家庭犬ですが、他のテリア種に比べると、寿命はやや短いとされます。

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